呼響動(読み)よびとよむ

精選版 日本国語大辞典 「呼響動」の意味・読み・例文・類語

よび‐とよ・む【呼響動】

[1] 〘自マ四〙 呼び声がひびきとどろく。
古今(905‐914)物名・一一〇一「そま人は宮木ひくらしあしひきの山の山びこよびとよむなり〈紀貫之〉」
[2] 〘他マ下二〙 呼び声をひびきとどろかせる。
万葉(8C後)一九・四一八〇「あしひきの 山呼等余米(よびトヨメ)夜中に 鳴く霍公鳥(ほととぎす)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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