命どぅ宝(読み)ぬちどぅたから

ことわざを知る辞典 「命どぅ宝」の解説

命どぅ宝

命こそ宝である。人の命は何ものにも代えられない大切なものである。ウチナーグチ(沖縄のことば)のことわざ。

[使用例] 一度はカミソリを持って、「死んでしまおう」と思ったこともありました。でも、そのとき、「ヌチドゥタカラ」という言葉が浮かんだそうです。〈略〉彼は野球部を辞めることもなく、毎日を淡々と過ごすことに決めました[松富かおり*10年後の自分のために今すぐ始めたい36の習慣|2013]

[解説] 琉球国最後の王、尚泰王の琉歌一節に由来するとされてきましたが、昭和初期の沖縄芝居から広まったもののようです。第二次大戦後、反基地・反戦運動標語としても使われ、全国的にウチナーグチのまま知られるようになりました。

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む