命を全う持つ亀は蓬莱に逢う(読み)いのちをまとうもつかめはほうらいにあう

精選版 日本国語大辞典 の解説

いのち【命】 を 全(まと)う持(も)つ亀(かめ)は蓬莱(ほうらい)に逢(あ)

  1. 長生きすれば幸運に恵まれることのたとえにいう。
    1. [初出の実例]「御命をよくよく惜しませ給ふべし。いのちをまたふもつかめは、ほうらいにあふとかや」(出典:御伽草子・唐糸草子(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android