精選版 日本国語大辞典 の解説
いのち【命】 を 全(まと)う持(も)つ亀(かめ)は蓬莱(ほうらい)に逢(あ)う
- 長生きすれば幸運に恵まれることのたとえにいう。
- [初出の実例]「御命をよくよく惜しませ給ふべし。いのちをまたふもつかめは、ほうらいにあふとかや」(出典:御伽草子・唐糸草子(室町末))
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...