和佐府村(読み)わさふむら

日本歴史地名大系 「和佐府村」の解説

和佐府村
わさふむら

[現在地名]神岡町和佐府

山之村七ヵ村の一村。西は瀬戸せと村、北の越中新川にいかわ有峰ありみね(現富山県上新川郡大山町)へ行く峠があり、唐尾からお峠という。和佐符とも記される。元禄飛騨国検地反歩帳では高原たかはら郷に属し、高五石余、田三町三反余・畑一町二反余。「飛騨国中案内」では免三割四分四厘余、家数一〇(うち寺一・百姓九)、家作は榑葺・萱葺。寛政一二年(一八〇〇)の村明細帳では、田六石六斗余・三町七反余、畑二斗余・一町五反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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