和歌山毒物カレー事件

共同通信ニュース用語解説 「和歌山毒物カレー事件」の解説

和歌山毒物カレー事件

1998年7月25日、和歌山市の夏祭り会場でカレーを食べた谷中孝寿たになか・たかとしさん(64)、田中孝昭たなか・たかあきさん(53)、鳥居幸とりい・みゆきさん(16)、林大貴はやし・ひろたか君(10)=いずれも当時=の4人が死亡し、63人が急性ヒ素中毒になった。和歌山県警は同年10月、保険金詐欺容疑などで林真須美はやし・ますみ死刑囚(62)を逮捕。12月には殺人と殺人未遂容疑で再逮捕した。2002年12月、和歌山地裁は死刑判決を言い渡し、09年5月に最高裁で確定した。林死刑囚は一貫して関与を否定し再審請求している。

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