…平安京の官設の東西の市に酢の店は見えないが,すでに奈良時代から市で販売されており,平安期にも当然商品として売買されていたと思われる。室町時代には〈和泉酢(いずみす)〉の名がうたわれていた。《庭訓往来》以下の諸書に見えるもので,狂言《酢薑(すはじかみ)》には和泉酢を売り歩く行商人が登場する。…
※「和泉酢」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...