哀冊(読み)あいさく

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世界大百科事典(旧版)内の哀冊の言及

【慶陵】より

…在位1031‐55)の妃,西陵の道宗(聖宗の孫。在位1055‐1101)とその妃の漢文および契丹文の哀冊(あいさく)(皇帝の墓誌)と篆蓋(てんがい)15面が出土している。哀冊が刻まれた碑石の平面は1辺約130cmの正方形で,側面は長方形の上に台形をのせた高さ30cm前後の家形とでもいうべき形をしている。…

【南唐二陵】より

…順陵の墓室は全長21.9m,最大幅10.12m,構造を欽陵と同じくする塼室墓。2陵とも盗掘を受けていたが,磁器,陶俑,玉や石の哀冊(あいさく)(天子生前の功徳をたたえた韻文)などが残っていた。墓室構造と副葬品には唐代と宋代との過渡期的な様式が示されており,まだ調査されていない唐代陵墓の構造を推定する手がかりになっている。…

※「哀冊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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