唐三界(読み)カラサンガイ

デジタル大辞泉 「唐三界」の意味・読み・例文・類語

から‐さんがい【唐三界】

はるかに遠い唐の地。唐くんだり。
「いつの便宜びんぎに―」〈浄・国性爺

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「唐三界」の意味・読み・例文・類語

から‐さんがい【唐三界】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「三界」は遠く離れた所の意 ) 唐のようなはるかに遠い国。
    1. [初出の実例]「いかにいたづらすれば迚(とて)、いつの便宜(びんぎ)に唐三界(カラさんガイ)。あんまりなかせぎぢゃ」(出典:浄瑠璃・国性爺合戦(1715)唐船)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む