唐三界(読み)カラサンガイ

デジタル大辞泉 「唐三界」の意味・読み・例文・類語

から‐さんがい【唐三界】

はるかに遠い唐の地。唐くんだり。
「いつの便宜びんぎに―」〈浄・国性爺

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「唐三界」の意味・読み・例文・類語

から‐さんがい【唐三界】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「三界」は遠く離れた所の意 ) 唐のようなはるかに遠い国。
    1. [初出の実例]「いかにいたづらすれば迚(とて)、いつの便宜(びんぎ)に唐三界(カラさんガイ)。あんまりなかせぎぢゃ」(出典:浄瑠璃・国性爺合戦(1715)唐船)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む