ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「唯識述記」の意味・わかりやすい解説 唯識述記ゆいしきじゅっきWei-shi shu-ji 中国,唐の慈恩大師窺基撰。『成唯識論述記』の通称。 20巻。顕慶4 (659) ~永淳1 (682) 年に成立。玄奘が翻訳した『成唯識論』を注釈したもの。中国,日本で唯識教学の根本聖典として,本論以上に重んじられ,研究がなされた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by