すべて 

喁喁(読み)ぎょうぎょう

精選版 日本国語大辞典 「喁喁」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐ぎょう【喁喁】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. 魚が口を水面に出して、息をつくさま。転じて、人がどうしてよいかわからないで、困り、苦しむさま。また、むやみに口をぱくぱくさせるさま。
    1. [初出の実例]「法律出入。難信。天下喁喁、莫危懼」(出典本朝文粋(1060頃)二・意見十二箇条〈三善清行〉)
    2. [その他の文献]〔史記‐日者伝〕
  3. ( 口を上に向ける意から ) 尊いもの、徳高いものを仰ぎ慕うさま。
    1. [初出の実例]「如来慈悲三界為父。賢愚善悪何不喁喁」(出典:秘蔵宝鑰(830頃)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 文献 実例 史記
すべて 

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む