喜多康樹(読み)キタ ヤスキ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「喜多康樹」の解説

喜多 康樹
キタ ヤスキ


職業
喜劇俳優

本名
安川 政一(ヤスカワ マサカズ)

生年月日
大正15年 3月24日

出生地
京都府 京都市壬生

経歴
終戦直後の昭和20年、2代目渋谷天外にスカウトされ、劇団すいーとほーむ結成に参加。のちに“不世出の喜劇俳優”と呼ばれた藤山寛美は同劇団の後輩に当たる。同劇団が松竹新喜劇に合流すると、飄々とした芸風で看板役者である藤山の相手役として活躍、「桂春団治」の駒七役など女形系の脇役を当たり役とした。平成3年からは新生松竹新喜劇の最古参として劇団を支えた。

没年月日
平成15年 5月4日 (2003年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android