喬木風に折らる(読み)きょうぼくかぜにおらる

精選版 日本国語大辞典 「喬木風に折らる」の意味・読み・例文・類語

きょうぼく【喬木】 風(かぜ)に=折(お)らる[=吹(ふ)かる]

  1. (たけ)の高い木が風の害にあいやすいように、人の上位にあると、他人嫉妬(しっと)などを招きやすいことにいう。
    1. [初出の実例]「喬木風に吹かるといふから、流伝浮説の多いのが即ち政治家の万歳ぢゃ」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉電影)

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