嘆き余る(読み)ナゲキアマル

デジタル大辞泉 「嘆き余る」の意味・読み・例文・類語

なげき‐あま・る【嘆き余る】

[動ラ四]嘆いても嘆ききれない。嘆きの思いがあふれて外に表れる。
「―・り知らせそめつる言の葉も思ふばかりは言はれざりけり」〈千載・恋一〉

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精選版 日本国語大辞典 「嘆き余る」の意味・読み・例文・類語

なげき‐あま・る【嘆余】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 嘆いても嘆ききれない状態になる。
    1. [初出の実例]「ゆふべになれば ひとりゐて あはれあはれと なげきあまり〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑体・一〇〇一)

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