嘉義尾層群(読み)かぎおそうぐん

最新 地学事典 「嘉義尾層群」の解説

かぎおそうぐん
嘉義尾層群

Kagio Group

愛媛県の秩父累帯黒瀬川帯の中生代陸源砕屑岩層。塊状砂岩~砂岩優勢の砂岩泥岩互層を主とする下部層と,泥岩優勢の砂岩泥岩互層を主とする上部層に区分。下部層は含花崗岩礫礫岩を伴い,ときに黒瀬川帯の三滝火成岩類を不整合関係で覆う。珪長質凝灰岩の薄層を複数挟む。黒瀬川帯レンズ状部内およびその南側に分布し,南限は断層で古生代末陸源砕屑岩層である宮成層群および土居層群と接する。泥岩から放散虫化石Tricolocapsa plicarum・T.fusiformisなどを産し,ジュラ紀中期初めを指示。高知県の毛田層に対比。愛媛県東宇和郡城川町嘉義尾を模式地として中川衷三ほか(1959)命名

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 波田

夏の暑さに体が慣れること。数日から数十日間で起こる短期暑熱順化と、数年または数世代にかけて起こる長期暑熱順化とがある。→寒冷順化[補説]近年では、冷房設備の普及にともない短期暑熱順化が起こりにくくなっ...

暑熱順化の用語解説を読む