嘖る(読み)こる

精選版 日本国語大辞典 「嘖る」の意味・読み・例文・類語

こ・る【嘖】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 叱責する。しかる。
    1. [初出の実例]「汝が母に己良(コラ)れ吾(あ)は行く青雲のいで来吾妹子逢ひ見て行かむ」(出典万葉集(8C後)一四・三五一九)

嘖るの補助注記

活用は一例しかないためはっきりしない。受身の助動詞「る」の付いたものとみて四段活用としたが、「己良例(コラレ)」までを一語とみて、ラ行下二段活用とする説もある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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