嘗めずる(読み)なめずる

精選版 日本国語大辞典 「嘗めずる」の意味・読み・例文・類語

なめ‐ず・る‥づる【嘗・舐】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 舌でくちびるなどをなめる。舌なめずりをする。また、舌でなめるようにすっかり食べる。
    1. [初出の実例]「七牛聞きて、舌を甞(ナメツリ)唾を飲み。〈国会図書館本訓釈 甞 ナメツリ〉」(出典日本霊異記(810‐824)中)
    2. 「一日分の筈の黒パンも来ると直ぐに皆な平らげて了ひ、二度のどんぶりも綺麗に甜めずって了った」(出典:日本脱出記(1923)〈大杉栄〉入獄から追放まで)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む