どんぶり(読み)ドンブリ

デジタル大辞泉 「どんぶり」の意味・読み・例文・類語

どんぶり

[副]勢いよく水に落ちる音や、そのさまを表す語。どぶん。「どんぶり(と)水に飛び込む」
[類語]ざんぶざぶんどぶんざぶざぶざぶりどぼんじゃぶじゃぶどんぶりこぼちゃぼちゃぽちゃぽちゃぼちゃんぽちゃんがばがばごぼごぼざあざあじゃあじゃあどうどう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「どんぶり」の意味・読み・例文・類語

どんぶり

  1. 〘 名詞 〙
  2. 昆虫とんぼ(蜻蛉)」の異名
    1. [初出の実例]「奥州津軽にては、蝶をてこな、秋津虫をとんぶりといふ」(出典:随筆・翁草(1791)五)
  3. ぼうふら(孑孑)」の異称

どんぶり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) 水中に勢いよく落ち込む音、また、そのさまを表わす語。どぶり。どぶん。
    1. [初出の実例]「つぶてをうつまねして『どんぶり』『いかふ今の所はふかひは』」(出典:虎明本狂言・丼礑(室町末‐近世初))

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