すべて 

噯にも出さず(読み)おくびにもださず

精選版 日本国語大辞典 「噯にも出さず」の意味・読み・例文・類語

おくび【噯】 にも=出(だ)さず[=立(た)てず]

  1. 心に深く隠していて、口に出しては言わず、それらしい様子も見せない。おくびにも見せない。
    1. [初出の実例]「武勇の道をばおくびにもたてず。みるにもかた腹いたき花奢風神をのみこのみて」(出典:御伽草子・鴉鷺合戦物語(続類従所収)(室町中))
    2. 「映画女優の話なんか、もうオクビにも出さないで、ニコニコして帰って行ったのである」(出典:いろは交友録(1953)〈徳川夢声〉す)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

すべて 

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む