四手笠(読み)シデガサ

デジタル大辞泉 「四手笠」の意味・読み・例文・類語

しで‐がさ【四手×笠】

指物の一。さおの先にとりつけた笠のへりに四手を垂らしたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「四手笠」の意味・読み・例文・類語

しで‐がさ【四手笠】

  1. 〘 名詞 〙 近世武具の指物(さしもの)の名。棹(さお)先端につけた笠の縁(ふち)から細く切った紙の四手を垂らしたもの。〔武用弁略(安政再板)(1856)〕
    1. 四手笠〈武用弁略〉
      四手笠〈武用弁略〉

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android