四文と出る(読み)シモントデル

デジタル大辞泉 「四文と出る」の意味・読み・例文・類語

四文しもんと◦

軽々しく人の話に横から口を出す。
「何でも―◦出たがるから不便ふびんだ」〈滑・浮世床・初〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「四文と出る」の意味・読み・例文・類語

しもん【四文】 と 出(で)

軽々しく人の話に口を出す。軽はずみに事をする。
歌舞伎傾城金秤目(1792)三番目「わりゃアあぢな所へ四文と出て、ささいこさいをいふが」

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