四目殺(読み)よつめごろし

精選版 日本国語大辞典 「四目殺」の意味・読み・例文・類語

よつめ‐ごろし【四目殺】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 囲碁の基本的なルールの一つ。一個の石は縦横四方の隣接点(ダメ)を詰められると死んだ石として、盤上から取り除かれること。転じて、覚えたばかりの初心者をさす。四目総取碁。
    1. [初出の実例]「かたぶく運の四てうにかかり、四つめごろしの四方の敵に取まかれ、生き石なしの目は白黒」(出典:浄瑠璃・百合若大臣野守鏡(1711頃)四)
  3. 淫薬・淫具を用いて、女を悩殺すること。
    1. [初出の実例]「ふり袖を四つ目殺しにして仕廻ひ」(出典:雑俳・川傍柳(1780‐83)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む