四窮民(読み)しきゅうみん

精選版 日本国語大辞典 「四窮民」の意味・読み・例文・類語

し‐きゅうみん【四窮民】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「孟子‐梁恵王下」の「老而無妻曰鰥、老而無夫曰寡、老而無子曰独、幼而無父曰孤、此四者、天下之窮民而無告者」による ) 生活に不自由で困っている四種の民。鰥(かん)(老いて妻がいない)、寡(か)(老いて夫がいない)、孤(幼くして父がいない)、独(老いて子がいない)の四民。
    1. [初出の実例]「四民 シキウミン 。寡。孤。独」(出典:書言字考節用集(1717)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 カン

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む