日本歴史地名大系 「四貫村」の解説 四貫村よつぬきむら 愛知県:中島郡祖父江町四貫村[現在地名]祖父江町四貫拾町野(じつちようの)村の南にあって東は佐屋(さや)川、西は木曾川が南流する。俗称「よつのき」というが「尾張国地名考」に「村民よつぬきをよつのきとよぶは言便なり」という。戦国時代(天正年間か)祖父江五郎右衛門の所領として「弐百卅八貫文 よつぬき」とみえる(「矢部甚兵衛等連署蔵入地注文」氷室和子氏蔵)。「寛文覚書」には概高三七五石余、田六町七反九畝余・畑二七町五反三畝余、家数五九、人数三五三、臨見(りんけん)寺は本願寺宗とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報