… 説明変数が一つのとき単回帰または直線回帰分析,二つ以上のとき重回帰分析ということがある。単回帰分析では,目的変数の第i番目の値をyi,対応する説明変数の値をxiとすると,直線ŷi=a+bxiを回帰式と呼び,定数項aと偏回帰係数といわれるこう配bをいわゆる最小二乗法で推定する。すなわち,観測値yiと予測値といわれる回帰式上の値yiとの差ri=yi-ŷiを残差といい,その残差の2乗の和(残差平方和)を最小にするaとbを求める。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」