因果歴然(読み)いんがれきぜん

精選版 日本国語大辞典 「因果歴然」の意味・読み・例文・類語

いんが‐れきぜんイングヮ‥【因果歴然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 一切のものが、因果法則によって動かされているということが明白であるさま。
    1. [初出の実例]「僅の欲に耽り情なき事共を巧み出し振舞し事、月を阻(へだて)ず因果歴然(インクヮレキゼン)(たちまち)に身に著きぬる事」(出典太平記(14C後)三三)

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