国久村(読み)くにひさむら

日本歴史地名大系 「国久村」の解説

国久村
くにひさむら

[現在地名]弥栄町字国久

井辺いのべ村の北、尾坂おさか山の西麓に位置し、集落の東側は竹野川沿いに水田が開ける。

丹後国田数帳に「国久保 九町三段二百十六歩 真木孫三郎」とみえ、中世末の丹後国御檀家帳には、

<資料は省略されています>

とある。「ふもん寺」跡は村内に地名として残り、屋敷跡・墓地がある。

慶長検地郷村帳では高二六六・九三石「国久村」とあり、延宝九年(一六八一)の延高によって三〇六石余となった(天和元年宮津領村高帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 幕府領 一城 古墳

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