国境関税(読み)コッキョウカンゼイ

デジタル大辞泉 「国境関税」の意味・読み・例文・類語

こっきょう‐かんぜい〔コクキヤウクワンゼイ〕【国境関税】

国境を通過する外国からの貨物に課する租税。→国内関税

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精選版 日本国語大辞典 「国境関税」の意味・読み・例文・類語

こっきょう‐かんぜいコクキャウクヮンゼイ【国境関税】

  1. 〘 名詞 〙 国境を通過する外国貨物に課する租税。国内関税に対して用いられる。

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世界大百科事典(旧版)内の国境関税の言及

【関税】より

…中世都市や荘園領主も財政収入確保のため,使用料・手数料を設けていたが,時とともに,使用料的性格は薄れ,反対給付のない強制徴収的なものに変化していく(〈通行税〉の項目を参照)。近代国家の成立とともに,国内のある地域を通過する貨物に賦課された内国関税はしだいに姿を消し,国境線を通過する貨物に課される国境関税が一般的になると同時に,関税が貿易政策の重要な手段として認識されはじめる。重商主義の時代には,輸出を奨励し輸入を制限することによって,国家の富の蓄積が図られたが,この目的のために保護的な関税政策が積極的に活用された。…

※「国境関税」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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