国後水道(読み)くなしりすいどう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国後水道」の意味・わかりやすい解説

国後水道
くなしりすいどう

北海道東部沖,千島列島南部の国後島と択捉 (えとろふ) 島との間の海峡オホーツク海太平洋を結ぶ通路の1つ。幅は国後島北東端の安渡移矢 (あといや) 岬と択捉島南西端の歴足部 (べるたるべ) 岬の間で約 20km。水深は中央部で約 450~500m。流氷は通常2月上旬より現れ,4月下旬に消滅する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む