国連改革(読み)こくれんかいかく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国連改革」の意味・わかりやすい解説

国連改革
こくれんかいかく

国連が体質的にかかえるさまざまな問題を解決し,より機能的な運営をはかるためになされる提言および措置。 1986年7月,国連賢人会議が報告書を作成し,人員削減や事務局機構の簡素化をはじめとする 71項目の勧告を行なった。一部の西側先進国,とりわけアメリカ議会が不満を示していた予算編成手続に関しては,同年 12月の総会決議 41/213で,分担比率の高い国々の意向を予算に反映しやすい仕組みに変えることが承認された。 92年3月,ガリ事務総長は新たに 12の部局統廃合を実施し,人員削減を行なった。

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