最新 地学事典 の解説
こくさいちきゅうかいてんきじゅんけいじぎょう
国際地球回転・基準系事業
International Earth Rotation and Reference Systems Service
1987年に国際測地学・地球物理学連合と国際天文学連合により,国際極運動観測事業(IPMS: International Polar Motion Service)と国際報時局(BIH: Bureau International de l'Heure) の事業を統合し,国際地球回転事業(IERS)として発足。2003年には国際地球回転・基準系事業に改称。国際協力のもとに,地球回転(極位置,UT1,章動残差)の観測,解析,観測局の座標決定(基準座標系の構築),観測結果の公表・流通が行われる。事業の傘下には,解析調整局(Analysis Coordinator),成果(Product)センター,技術(Technique)センター,基準座標結合(ITRS Combination)センター,中央局が,技術センターのもとに,地球回転の観測手段に応じて,国際VLBIサービス(IVS),国際GNSSサービス(IGS),国際DORISサービス,国際レーザ測距サービスが組織。成果センターもとの地球回転センター(Earth Orientation Center)からは,地球回転パラメータ(極位置,UT1,章動残差)の日値の最終値,予測値等が公表。
執筆者:田村 良明
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

