国際微小重力実験計画(読み)こくさいびしょうじゅうりょくじっけんけいかく(その他表記)International Microgravity Laboratovy Program; IML

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国際微小重力実験計画」の意味・わかりやすい解説

国際微小重力実験計画
こくさいびしょうじゅうりょくじっけんけいかく
International Microgravity Laboratovy Program; IML

アメリカ航空宇宙局 NASAの宇宙科学応用局がカナダやヨーロッパ各国との国際協力のもとで推進している,スペースラブを利用した宇宙実験計画で,宇宙ステーション計画に向けて,宇宙環境利用の基盤整備を最大の目標としている。 1992年の IML-1,94年の IML-2による各種実験が行われた。日本も,反復・継続的な宇宙実験の実施,有人宇宙実験技術の取得を目的として参加し,IML-1に毛利衛,IML-2には向井千秋がそれぞれ搭乗した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む