日本歴史地名大系 「土与丸村」の解説 土与丸村どよまるむら 広島県:東広島市土与丸村[現在地名]東広島市西条(さいじよう)町土与丸・西条末広(さいじようすえひろ)町西条盆地北東部に位置する。北の吉行(よしゆき)村、南の助実(すけざね)村、西の四日市次郎丸(よつかいちじろうまる)村とは平地続きで、東の宮領(みやりよう)村との間に通称大平(おおひら)山がある。中(なか)川が南西に貫流して黒瀬(くろせ)川に注ぐ。中世は寺町(てらまち)村に属し、永正一五年(一五一八)二月三日付毛利興元宛行状(「閥閲録遺漏」所収坪井左兵衛家文書)に、土与丸のうち林半名を坪井元定に与えるとあるが、興元は永正一三年に没しており、全面的には信頼できない。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報