土井の浦古窯跡(読み)どいのうらこようせき

日本歴史地名大系 「土井の浦古窯跡」の解説

土井の浦古窯跡
どいのうらこようせき

[現在地名]大村市陰平町

祝(いわい)崎の先端部に築かれた江戸時代の陶器窯の跡。北西から南東に向かって築かれた連房式登窯。平成元年(一九八九)に発掘調査。延宝四年(一六七六)大村城下本(ほん)町の伊左衛門が七つの燃焼室をもつ窯を開き、茶碗や甕を焼いたという(大村郷村記)。貞享四年(一六八七)大村藩主大村純長と若君の万之丞が窯場を訪れた(九葉実録)。窯体は二本あり、残存する一号窯は階段式登窯で、一辺四メートルほどの燃焼室が三室確認される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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