土宇郷(読み)つちうごう

日本歴史地名大系 「土宇郷」の解説

土宇郷
つちうごう

上総国にあった郷村で、現市原市土宇に比定される。鎌倉期と推定される某書状(九条家冊子本「中右記」元永元年秋巻裏文書)で「土宇糸久事承候了(中略)土宇ハ不輸田候、いさゝか可減候て候」とある。嘉暦三年(一三二八)には郷内の堀内田畠山野等が金沢称名寺領とされ、郷内に館跡を示す堀内ほりのうちがあった(一二月一三日「田畠寄進状請取状案文」金沢文庫文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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