圧密試験(読み)あつみつしけん

最新 地学事典 「圧密試験」の解説

あつみつしけん
圧密試験

consolidation test

土の圧密特性(圧密係数Cv, 体積圧縮係数mv,圧縮指数Cc,透水係数k)を求める試験。一般には,主に粘性土の一次元圧密試験を指し,標準圧密試験と呼ばれる。これは円盤状の試料を側方を拘束したリングに入れ,上下を多孔板で挟み圧縮する。載荷は8段階程度の圧力を24時間ごとに一定の割合で増加させる。各圧力ごとの時間-沈下曲線から圧密係数Cvを求める。各圧力ごとの24時間沈下量から体積圧縮係数mv, 間隙比-圧力(e-log p)曲線から圧密降伏応力pcを得る。特殊な試験として,載荷時間や供試体寸法を変化させた圧密試験・連続載荷圧密試験・三軸圧密試験・浸透圧密試験などがある。時間-沈下曲線のうち,一般に圧密理論に従う部分を一次圧密,それ以降を二次圧密という。圧密時間は一般に一次圧密終了までの時間をいう。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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世界大百科事典(旧版)内の圧密試験の言及

【土質試験】より

…このため土の性質を知ることは構造物の設計,施工にとって非常に重要であり,土の各種の性質を求めるために現場で採取した試料について実験室内で行う試験を総称して土質試験と呼んでいる。現在行われている試験をおおよそ分類すると,簡易判別試験,物理的試験,化学的試験,強度試験,圧密試験,透水試験,締固め試験などとなる。簡易判別試験は主として観察によって土を分類し,より定性的な土質試験のための試料選択を行うほか,色や臭気,土粒子の概略の形などを調べる。…

※「圧密試験」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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