吉岡(読み)ヨシオカ

デジタル大辞泉 「吉岡」の意味・読み・例文・類語

よしおか〔よしをか〕【吉岡】

姓氏の一。
[補説]「吉岡」姓の人物
吉岡治よしおかおさむ
吉岡憲法よしおかけんぼう
吉岡隆徳よしおかたかよし
吉岡弥生よしおかやよい

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精選版 日本国語大辞典 「吉岡」の意味・読み・例文・類語

よしおかよしをか【吉岡】

  1. 宮城県黒川郡大和(たいわ)町の中心地江戸時代奥州街道の富谷新町と三本木の間にあった宿駅で、伊達氏三万八千石の城下町として発達

よしおかよしをか【吉岡】

  1. 姓氏の一つ。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「吉岡」の意味・わかりやすい解説

吉岡(町)
よしおか

群馬県中部、北群馬郡にある町。1955年(昭和30)明治、駒寄の2村が合併して吉岡村となり、1991年(平成3)町制施行。榛名(はるな)山の東斜面末端部の農村で、東端利根(とね)川となる。国道17号が通じ、主要地方道高崎渋川線と関越自動車道南北に貫通している。中心集落は下野田(しものだ)。かつては養蚕米作が中心であったが、近年では転作が進み、畜産や施設園芸が盛んで、ブドウキウイフルーツや乾燥いもなども産する。また、小倉(おぐら)工業団地も造成され、プラスチック製造や自動車関連企業が進出している。大久保(おおくぼ)では隣接する前橋市総社(そうじゃ)町地区の影響でこけしを製造する。北西端にある船尾滝は高さが72メートルあり、遊歩道がつくられている。面積20.46平方キロメートル、人口2万1792(2020)。

[村木定雄]

『『吉岡村誌』(1980・吉岡村)』



吉岡(宮城県)
よしおか

宮城県中部、黒川郡大和町(たいわちょう)の中心地区。旧吉岡町。1616年(元和2)飯坂氏の名跡を継いだ伊達政宗(だてまさむね)の三男宗清(むねきよ)が城下町建設を行い、また奥州街道の宿場となる。近世以来の郡内の中心地。郡の鎮守吉岡八幡神社(よしおかはちまんじんじゃ)は縁結びの神社として知られ、12月には「島田飴(あめ)祭り」が行われる。国道4号が通じる。

[編集部]

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改訂新版 世界大百科事典 「吉岡」の意味・わかりやすい解説

吉岡[町] (よしおか)

群馬県中央部,北群馬郡の町。人口1万9801(2010)。1991年町制。榛名山東麓を占め,東境を利根川が南流する。南東は前橋市,北は渋川市に接する。近世には伊香保街道や三国街道などが通り交通の要所であった。古くから桑畑,畑作中心の農業が営まれていたが,1969年の群馬用水榛名幹線完成以後,用水不足が解消されて開田が進んだ。畜産が農業の中心で,ブドウ,リンゴなどの果樹栽培も行われている。隣接する前橋市総社のこけし生産の影響を受けて,南部の大久保では現代的なこけしが作られている。1960年代後半から前橋市や渋川市などへの通勤者が増え,人口も増加している。
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吉岡[温泉] (よしおか)

鳥取県鳥取市中部,湖山(こやま)池南方2kmの谷間に位置する温泉。単純泉,30~55℃。戦国期の勇将吉岡将監の居城のあった箕上(みのかみ)山の北西麓にある静かな温泉で,発見は古く10世紀ごろにさかのぼる。付近の地質は花コウ岩で,温泉は断層などの割れ目に沿って湧出していると考えられている。国民温泉に指定されている。
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百科事典マイペディア 「吉岡」の意味・わかりやすい解説

吉岡[町]【よしおか】

群馬県中央部,北群馬郡の町。榛名(はるな)山東麓を占め,東端を利根川が南流。中心集落は下野田。1969年群馬用水榛名幹線完成以後開田が進む。かつての養蚕業は野菜のハウス栽培や畜産などに転換。ブドウ,乾燥イモも産する。関越自動車道が通る。20.46km2。1万9801人(2010)。

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世界大百科事典(旧版)内の吉岡の言及

【福島[町]】より

…町域の大部分は山地からなり,基幹産業は漁業で,津軽海峡でのイカ漁を中心にマス,コンブ,ワカメなどを産するが,最近は育てる漁業へと転換し,水産加工業も盛んになっている。西部の吉岡は青函トンネルの北海道側の建設基地にあたり,建設中は活気があったが,1988年トンネル開通後は経済活動が低下している。北西端の大千軒岳(1072m)にはかつて松前藩の金山があり,1639年(寛永16)には,ここで働く多くのキリシタンが処刑されたことで知られ,毎年7月に巡礼ミサが行われる。…

【大和[町]】より

…西部は泉ヶ岳北東麓の山地・丘陵で,東部の吉田川中流域に平地が広がる。中心集落の吉岡は,仙台の北を守る要地として1616年(元和2)伊達政宗の三男宗時が城下町を開いたことに始まり,23年以降は奥州街道と羽後街道の分岐点の宿場町として発展,5・9の日の六斎市が開かれてにぎわった。米作を中心とする農業が主産業で,シイタケ,ナメコなど林産物の特産もある。…

※「吉岡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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