在り煩う(読み)ありわずらう

精選版 日本国語大辞典 「在り煩う」の意味・読み・例文・類語

あり‐わずら・う‥わづらふ【在煩】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 世の中に久しく長らえて思い悩む。生きているのが苦になる。
    1. [初出の実例]「いでや、世にありわづらひ、官(つかさ)(くらゐ)、人よりは短し」(出典栄花物語(1028‐92頃)初花)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 自動詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む