地口落ち(読み)ジグチオチ

デジタル大辞泉 「地口落ち」の意味・読み・例文・類語

じぐち‐おち〔ヂぐち‐〕【地口落ち】

落語落ちの一。地口で話をしめくくるもの。

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精選版 日本国語大辞典 「地口落ち」の意味・読み・例文・類語

じぐち‐おちヂぐち‥【地口落】

  1. 〘 名詞 〙 落語のさげの一つ。地口の面白さで話をしめくくるもの。「袈裟御前」「高野違い」など。

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世界大百科事典(旧版)内の地口落ちの言及

【落語】より

… しぐさ落ち自分の寿命をしめす蠟燭を継ぎ足そうとした主人公が,〈ああ消える〉といって倒れる《死神》のように形で見せる落ち。 地口(じぐち)落ち《たが屋》が一例。両国川開きの日,〈玉屋,玉屋〉という花火のほめ声のなかへたが屋が通り,竹のたがで武士の笠をはねた。…

※「地口落ち」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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