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落ち(読み)オチ

デジタル大辞泉の解説

おち【落ち】

落ちること。
㋐地位や階級などが下がること。「十両落ち
㋑付着していたものが取れること。「落ちのいい洗剤」
抜けること。
㋐あるべきものが入っていないこと。漏れ。「招待客のリストに落ちがある」
㋑怠って、するべきことをしないでおくこと。おちど。手落ち。「手続きに落ちがある」
行き着くところ。結末。
㋐落語などで、しゃれや語呂合わせなどで話の終わりを締めくくる部分。下げ。また、一般に、話の効果的な結末。「この話には落ちがついている」
㋑物事について予想されるよくない成り行き。「断られるのが落ちだ」
多く複合語の形で用い、ひそかに逃亡する意を表す。「落ち武者」「都落ち
魚が、産卵や冬ごもりなどのために、川の上流から下流へ、または浅い所から深い所へ移動すること。「落ち鮎」
謡曲で、声調を下げること。また、その部分。
品質が劣ること。また、劣るもの。
「こいらが―だけれど、これをおめえに買へてったら高々三文だらう」〈滑・浮世風呂・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

おち【落ち】

あるべきものが漏れていること。 「名簿に-がある」
物事の行きつくところ。結末。 「恥をかくのが-だ」
落語などで、最後の、洒落などで話を結ぶ部分。下げ。 「 -がつく」
同類の中で品質の劣ったもの。地位の下がるもの。 「かういふ頭かしらを二十八文にも売らねえきやあ-へ行つてしかたがねえ/滑稽本・浮世風呂 4
よい結果。よい評判。 「ちよく〱逢はれる人の方へ-の来るのは/人情本・縁結娯色糸」
[句項目] 落ちを取る

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の落ちの言及

【落語】より

…日本の大衆芸能の一種。滑稽なはなしで聴衆を笑わせ,終りに落ちをつける話芸。演出法は,落語家が扇子と手ぬぐいを小道具に使用し,講談や浪曲(浪花節)のような叙述のことばを省略して,会話と動作によってはなしを展開する。…

※「落ち」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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