地域みらい留学

共同通信ニュース用語解説 「地域みらい留学」の解説

地域みらい留学

公立高校が全国から生徒を募集することを通じ、中学生進路選択肢を多様化させ、地方の活性化につなげようとする取り組み。公立高校に併設された寮が多い島根県が積極的に県外から生徒を受け入れており、実施している25道県のうち最多の15校が参加している。

「地域・教育魅力化プラットフォーム」(松江市)によると、廃校危機に直面していた島根県立隠岐島前高校(同県海士町)で県外生の受け入れと学校改革が成功。2008年から10年間で生徒数が倍増し、地元中学からの進学率も急伸したという。

18年度から離島や中山間地域を抱える地域で「地域みらい留学」を始める高校が相次ぎ、北海道から沖縄まで各地普及。20年度から内閣府と同プラットフォームが共同で、高校2年の1年間だけ他校に通うプログラム「地域みらい留学365」をスタートさせ、1期生を募集している。

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