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地域演劇 ちいきえんげき regional theater

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知恵蔵2015の解説

地域演劇

東京以外の都市を拠点とする演劇、あるいは劇団。かつて地域演劇と言えば、地方のアマチュア劇団を意味していた。だが1990年代以降、地域を拠点に東京のプロ劇団並みの高い水準の舞台活動を続ける劇団が注目を集めるようになり、東京と関西だけで演劇を語れる時代ではなくなった。演劇における東京一極集中型から地方分散型に移行する兆しが見えてきた。99年からは東京国際舞台芸術フェスティバル(現在の名称は東京国際芸術祭)の一環として「リージョナル・シアターシリーズが始まり、青森県の弘前劇場(長谷川孝治代表)、岐阜県のジャブジャブサーキット(はせ・ひろいち代表)などの地域劇団に関心が集まった。94年に県立尼崎青少年創造劇場(愛称・ピッコロシアター)に県立ピッコロ劇団を創設した兵庫県や、年中無休で24時間利用できる「金沢市民芸術村」を96年に開場した石川県金沢市のように、地方自治体が積極的に地域演劇の活性化に乗り出したケースもある。

(扇田昭彦 演劇評論家 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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