地太(読み)ジブト

デジタル大辞泉 「地太」の意味・読み・例文・類語

じ‐ぶと〔ヂ‐〕【地太】

織地の糸の太いこと。また、太いもの。⇔地細じぼそ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「地太」の意味・読み・例文・類語

じ‐ぶとヂ‥【地太】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 織り地の糸が太いこと。生地の粗いこと。また、そのものやそのさま。
    1. [初出の実例]「随分ちぶとな丈夫向を着るが徳用」(出典:黄表紙・世諺口紺屋雛形(1799))
  3. ( から ) 行為などの手荒なこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「さりとは地太(ヂブト)な御浪人」(出典:歌舞伎・謎帯一寸徳兵衛(1811)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android