地帯運賃制度(読み)ちたいうんちんせいど(その他表記)zone tariff system

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「地帯運賃制度」の意味・わかりやすい解説

地帯運賃制度
ちたいうんちんせいど
zone tariff system

地域をいくつかの地帯分け,各地帯内部の輸送については,すべて同額の均一運賃制を適用して,複数の地帯にまたがる輸送については,発着地帯と経由地帯の各運賃の合算額を適用する運賃システム。大都市など均一運賃を適用するには地域が広すぎる場合に適する。例としては,パリ運輸公社 RATPの用いているカルトオランジュ (オレンジ切符) 制が有名。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む