坂口右左視(読み)サカグチ ウサミ

20世紀日本人名事典 「坂口右左視」の解説

坂口 右左視
サカグチ ウサミ

大正・昭和期の洋画家



生年
明治28(1895)年

没年
昭和12(1937)年1月6日

出生地
佐賀県唐津

学歴〔年〕
日本美術院研究所

経歴
関西美術院鹿子木孟郎に一時学んだのち上京し、日本美術院研究所で学ぶ。大正7年日本美術院展に初入選。12年春陽会展に「風景」「春日」を出品して春陽賞、14年同展に「業」「洛西並丘」などで再び春陽賞を受賞。昭和6年同会会友となるが、9年退会。風景画を多く描き、異色の画風を示したが、世に容れられず不遇であった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂口右左視」の解説

坂口右左視 さかぐち-うさみ

1895-1937 大正-昭和時代前期の洋画家。
明治28年生まれ。関西美術院で鹿子木孟郎(かのこぎ-たけしろう)に師事し,のち日本美術院研究所でまなぶ。大正7年院展に初入選。春陽会展に出品し12年「風景」など,14年「業」などで春陽賞。昭和12年1月6日死去。43歳。佐賀県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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