坂本 石創(読み)サカモト セキソウ

20世紀日本人名事典 「坂本 石創」の解説

坂本 石創
サカモト セキソウ

大正・昭和期の小説家



生年
明治30(1897)年1月18日

没年
昭和24(1949)年1月24日

出生地
愛媛県西宇和郡川之石町

本名
坂本 石蔵

学歴〔年〕
八幡浜商業〔大正5年〕卒

経歴
在学中から田山花袋編集の「文章世界」に投稿、大正9年3月同誌上で花袋に認められ、10年処女作「開かれぬ扉」を出版した。11年「梅雨ばれ」も中村星湖好評雑誌「旅」にも紀行文を掲載。昭和4年花袋と絶縁して帰郷した。母校後輩の高橋新吉を辻潤らに紹介、詩壇に送り出した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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