坂部十寸穂(読み)サカベ マスオ

20世紀日本人名事典 「坂部十寸穂」の解説

坂部 十寸穂
サカベ マスオ

明治〜昭和期の陸軍中将



生年
明治10(1877)年12月1日

没年
昭和5(1930)年11月4日

出生地
徳島県

旧姓(旧名)
寺沢

学歴〔年〕
陸士〔明治30年〕卒,陸大卒

経歴
明治31年陸軍砲兵少尉となり、参謀本部付としてロシアに駐在し、ロシア通として知られた。陸軍大学校教官、陸軍兵学校教官、元帥副官、近衛砲兵連隊長を歴任。この間、日露戦争従軍、シベリヤ出兵時には浦塩派遣軍参謀として出征した。大正12年陸軍大学校研究主事、13年同幹事、昭和2年野戦重砲兵第4旅団長を経て、3年中将、砲兵監となり、5年第3師団長を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坂部十寸穂」の解説

坂部十寸穂 さかべ-ますお

1877-1930 明治-昭和時代前期の軍人
明治10年12月1日生まれ。参謀本部付としてロシアに駐在し,ロシア通として知られた。昭和3年陸軍中将,砲兵監,ついで第三師団長となる。昭和5年11月4日死去。54歳。徳島県出身。陸軍大学校卒。旧姓は寺沢。名は「とすお」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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