垣谷遺跡(読み)かきたにいせき

日本歴史地名大系 「垣谷遺跡」の解説

垣谷遺跡
かきたにいせき

[現在地名]白浜町 大浦

田辺湾の南岸、北東に延びる舌状台地先端の垣谷にある縄文前期および晩期の遺跡。標高約一五メートル。昭和三八年(一九六三)発見されたが、すでに破壊されていた。出土遺物は滑石製状耳飾・硬質頁岩製石鏃・刃部磨製石斧各一点で、縄文晩期末の土器片が若干発見されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android