埋火(読み)うずみび

精選版 日本国語大辞典 「埋火」の意味・読み・例文・類語

うずみ‐びうづみ‥【埋火】

  1. 〘 名詞 〙 灰の中にうめた炭火。いけ火。いけずみ。うずみ。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「うづみ火のいきてうれしと思ふにはわがふところに抱きてぞぬる」(出典:落窪物語(10C後)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android