埒が無い(読み)らちがない

精選版 日本国語大辞典 「埒が無い」の意味・読み・例文・類語

らち【埒】 が 無(な)

  1. ( この「らち」は「臈次(らっし)」の変化した語とする説もある )
  2. きまりがつかない。順序立って事が運ばない。乱雑である。どうしようもない。らちない。
    1. [初出の実例]「猶馬どもがいきほひあがった所で、埒がなかった」(出典:雑兵物語(1683頃)上)
  3. とりとめがなく、つまらない。たわいもない。
    1. [初出の実例]「あかるい、らちのない笑ひ声が聞えてゐた」(出典:露芝(1921)〈久保田万太郎〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む