基盤ナップ(読み)きばんナップ

最新 地学事典 「基盤ナップ」の解説

きばんナップ
基盤ナップ

basement nappe

堆積岩類や結晶片岩などの下に結晶質岩からなる古期岩体の基盤をもつ,巨大で板状の衝上岩体。アルプスのPennine帯とHelvetia帯(西アルプスの要素)に乗り上げている東アルプスの下部オーストリアナップ群の基盤岩体(エッツタールナップなど)が有名。大陸内堆積盆地の周辺隆起部の基盤の巨大な衝上岩体を指すこともあり,北アフリカのKabylo-Riffian基盤岩体がモロッコとシチリア島の基盤岩に衝上している例が知られる。参考文献:J.Aubouin(1965) Geosynclines, Elsevier

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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